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鼠径ヘルニアの日帰り手術について

鼠径ヘルニアの日帰り手術について

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「全身麻酔が必要な手術は入院が必要だ」と思われている方が多いと思いますが、手術による身体への負担と、全身麻酔の覚醒程度によって変わります。

当院で行う手術は鼠径部切開法が30〜40分、腹腔鏡手術が約1時間であり、手術時間が短いため、全身麻酔による身体への負担を軽度に抑えることができます。また傷が小さいため、手術後に立ってご自身で歩くことが可能になる時間も短いです。

以前所属した施設では約300例の鼠径ヘルニアに腹腔鏡手術を行いましたが、1時間でトイレ歩行ができ、術後平均2時間で帰宅ができました。帰宅困難症例や帰宅不可症例はなく、100%日帰り手術を行うことができています。

日帰り手術のフォロー体制

手術当日の夜が患者様は一番心配だと思います。手術日夜から内服いただく経口の痛み止めを処方しますが、痛みが強く、心配な場合は、クリニックまで電話をお願いいたします。

電話でしっかりと状況を伺い、経過を見ることが可能か、提携先救急病院受診が必要か判断したいと思います。些細なことでも構いませんので、ご相談ください。

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