当院で行う手掌多汗症の治療の流れについて説明します。
手掌多汗症の手術を行う場合で、当クリニックにお越しいただく標準的な回数は4回になります。
外来(初診)
受診1回目です。問診から病歴と手掌多汗症の程度を判断します。手術の必要性、合併症などを説明し、内科的治療か外科的治療かを決めます。
外科的治療であれば手術日を決定し、全身麻酔に必要な各種検査を行います。
手術
手術の順番によりますが、基本的には朝8時にお越しいただき、個室へ移動になります。病衣に着替え、手術の順番までゆっくりお待ちください。
術後は、約1時間後にトイレ歩行を行います。その後は、傷の痛みや呼吸に問題がなければ帰宅、宿泊される場合はホテルへ移動となります。
術後は、約1時間後にトイレ歩行を行います。その後は、傷の痛みや呼吸に問題がなければ帰宅、宿泊される場合はホテルへ移動となります。
外来(術後外来)
術後は、外来を最低2度受診していただきます。
1回目の受診は、術後1週間以内になります。手術側の手汗の状況、傷の状態と呼吸状態等を確認します。2回目の受診は、術後1ヶ月頃になります。手汗の状況と代償性発汗の状態を確認します。
なお、遠方からお越しの患者様には術翌日に受診していただき、その次は約1ヶ月後に電話で手汗や代償性発汗についてお話を伺います。