福岡県北九州市の日帰り手術専門クリニック「北九州まつむら日帰り外科クリニック」です。
当院には、山口県山口市からも手掌多汗症のETS手術をご希望の患者さまにご来院いただいています。山口市からは県をまたいでの受診となりますが、専門性の高さや日帰り手術での治療、安全性への配慮といった点をご評価いただき、多くの患者さまにお越しいただいています。
本ページでは、手掌多汗症の症状や治療法、ETS手術の効果とリスクに加え、山口市の患者さまに当院が選ばれている理由についてご紹介します。
- 1. 山口市で手掌多汗症にお悩みの方へ
- 2. 手掌多汗症とは|症状・原因・重症度
- 2.1. 主な症状とセルフチェック
- 2.2. 原因と重症度の考え方
- 3. 手掌多汗症の治療方法|ETS手術以外の選択肢
- 3.1. 外用薬(塗り薬)
- 3.2. 内服薬(飲み薬)
- 4. ETS(胸腔鏡下交感神経遮断術)とは
- 5. ETS手術の適応|手術を検討する目安
- 6. ETS手術で期待できる効果と知っておきたいリスク
- 6.1. 期待できる効果
- 6.2. 代償性発汗のリスク
- 7. 北九州まつむら日帰り外科クリニックの手掌多汗症診療
- 8. 初診からETS手術・術後診察までの流れ
- 8.1. 1. 初診・重症度の評価
- 8.2. 2. 治療方針の決定
- 8.3. 3. 手術当日
- 8.4. 4. 術後の診察
- 9. ETS手術の費用と保険適用について
- 10. 山口市から北九州まつむら日帰り外科クリニックへのアクセス
- 10.1. 電車でお越しの場合
- 10.2. お車でお越しの場合
- 11. よくある質問(FAQ)
- 11.1. Q1. ETS手術を受ければ、手汗は必ず止まりますか?
- 11.2. Q2. 代償性発汗はどのくらいの割合で起こりますか?
- 11.3. Q3. 山口市から日帰りで手術を受けられますか?
- 12. 受診予約について
山口市で手掌多汗症にお悩みの方へ

手のひらに過剰な汗をかく「手掌多汗症」は、医療機関で治療の対象となる疾患です。一般的には、まず外用薬などによる内科的治療を行いますが、重症の方で十分な改善が得られない場合には、ETS手術(胸腔鏡下交感神経遮断術)が治療の選択肢となります。
ただし、ETS手術に対応している医療機関は限られており、山口市内や山口県内で手術を受けられる施設も多くありません。
当院は、北九州市小倉北区にある日帰り手術専門クリニックです。山口市からも新幹線を利用してアクセスしやすい立地にあり、手掌多汗症に対するETS手術を日帰りで行っています。入院を伴わないため、山口市をはじめ、県外にお住まいの方も受診しやすい環境です。
手掌多汗症とは|症状・原因・重症度
主な症状とセルフチェック
手掌多汗症とは、気温や運動だけでは説明できないほど、手のひらに多くの汗をかく病気です。「手がしっとりと湿っている」程度から、「汗が水滴となってしたたり落ちる」程度まで、症状には個人差があります。
次のような項目に心当たりがある方は、手掌多汗症の可能性があります。
- 紙の書類やノートが汗で濡れてしまう
- 最初に症状が出たのが25歳以下である
- 左右両方の手に同じように汗をかく
- 寝ている間は手汗が止まっている
原因と重症度の考え方
手掌多汗症のうち、明らかな病気や薬剤などの原因がないものは「原発性手掌多汗症」と呼ばれます。原発性手掌多汗症では、交感神経を介した発汗の調節が過剰に反応すると考えられていますが、詳しい発症の仕組みは完全には解明されていません。
2020年の国内調査では、原発性手掌多汗症は人口の約2.9%にみられ、15〜29歳で多いと報告されています。決して珍しい病気ではありません。
手掌多汗症の重症度は、汗の量だけでなく、発汗によって日常生活にどの程度支障が生じているかをもとに評価します。汗を我慢することが難しく、日常生活にしばしば、あるいは常に支障がある場合は、重症の目安とされます。
また、手のひらの発汗量を見た目で確認する目安として、次のような3段階の分類が用いられることがあります。
- Level 1:手のひらが軽く湿り、皮膚がテカって見える状態
- Level 2:手のひらに汗の水滴が見えるものの、滴り落ちるほどではない状態
- Level 3:汗が水滴となり、手のひらから滴り落ちる状態
Level 3は発汗量が多い状態の目安ですが、同じ汗の量でも日常生活への影響や感じ方には個人差があります。当院では、汗の見た目だけでなく、問診や診察を通じて生活への支障や症状の程度を確認したうえで、治療方針を検討します。
手掌多汗症の治療方法|ETS手術以外の選択肢
手掌多汗症の治療は、内科的治療と外科的治療に大別されます。いきなり手術を行うのではなく、まずは身体への負担が比較的少ない内科的治療から始めることが一般的です。
外用薬(塗り薬)

当院では、手掌多汗症に対する保険適用の外用薬「アポハイドローション」を処方しています。就寝前に両手のひらへ塗布して使用する薬で、発汗を促す神経伝達を抑えることで手汗を軽減します。
効果があらわれるまでに1か月程度かかることがあり、その程度には個人差があります。また、かぶれなどの皮膚症状がみられる場合もあります。
内服薬(飲み薬)

内服薬としては、発汗を抑える「プロバンサイン」を処方しています。全身の発汗を抑える作用がある一方で、唾液や涙の分泌が減ることにより、口や目の渇きなどの副作用がみられることがあります。
このほか、医療機関によっては、塩化アルミニウム外用液やイオントフォレーシス(微弱な電流を用いる治療)などが行われることもあります。こうした内科的治療で十分な改善が得られない重症の方には、次章でご紹介するETS手術が検討されます。
ETS(胸腔鏡下交感神経遮断術)とは

ETS手術(胸腔鏡下交感神経遮断術)は、手掌多汗症に関係する交感神経の働きを抑えることで、手のひらの過剰な発汗を改善する手術です。
胸腔鏡(細いカメラ)を用いて胸の内部を確認しながら交感神経を処置する方法で、内科的治療で十分な効果が得られない重症の手掌多汗症に対する外科的治療の選択肢となります。
手掌多汗症には第2、第3、第4交感神経節が関与するとされており、より上位の交感神経を処置するほど発汗を抑える効果が高まる一方、術後に代償性発汗(背中や腹部など、ほかの部位の発汗が増える現象)が生じやすくなることが知られています。
そのため当院では、手汗の改善効果と術後の生活への影響とのバランスを重視し、第4交感神経節を対象とした処置を行っています。過剰な手汗を抑えながら、代償性発汗のリスクをできるだけ抑えることを目指しています。
手術は全身麻酔のもと、胸腔鏡を用いて行います。脇の下に約3mmの切開を2か所設けて手術を行うため、身体への負担が少なく、日帰りでの治療に対応しています。
ETS手術の適応|手術を検討する目安
ETS手術は、手掌多汗症の方すべてに適した治療ではありません。高い効果が期待できる一方で、代償性発汗などのリスクも伴うため、手術の適応は慎重に判断する必要があります。
当院では、次のような方にETS手術をご検討いただいています。
- 外用薬や内服薬などの内科的治療を行っても十分な改善が得られない方、または手術による治療を希望される方
- 手のひらの汗が水滴になってしたたるほど多く、日常生活や仕事に大きな支障がある方
- 代償性発汗などのリスクについて十分に理解し、納得されている方
一方、症状が比較的軽い方や、内科的治療をまだ試していない方には、まず外用薬などによる治療をおすすめすることがあります。
手術を受けるかどうかは、症状の重症度だけでなく、日常生活への支障の程度やライフスタイル、患者さまご自身の希望などによっても変わります。診察では症状や重症度を評価したうえで、手術のメリットとリスクの両方をご説明し、患者さまと相談しながら治療方針を決定します。
ETS手術で期待できる効果と知っておきたいリスク
期待できる効果
ETS手術は、手のひらの過剰な発汗に対して高い効果が期待できる治療法です。発汗に関係する交感神経を処置することで、多くの方で術後早期から手のひらの汗の減少を実感できます。外用薬や内服薬などで十分な改善が得られなかった重症の方にも、治療効果が期待できます。
ただし、効果の程度には個人差があり、すべての方に同じ結果を保証できるものではありません。
代償性発汗のリスク
ETS手術を検討するうえで、必ず知っておいていただきたいのが「代償性発汗」です。
代償性発汗とは、手のひらの汗が減る代わりに、背中・胸・太もも・お尻など別の部位の汗が増える現象です。ETS手術後には高い頻度でみられ、程度には個人差があります。
日常生活に大きな影響がない程度で済む方が多い一方、汗の量が多く不便を感じる方もいらっしゃいます。現時点で代償性発汗を確実に治す方法はなく、また一度遮断した交感神経は元に戻せないため、手術前にこのリスクを十分に理解しておくことが重要です。
北九州まつむら日帰り外科クリニックの手掌多汗症診療

当院は、2024年10月に北九州市小倉北区に開院した日帰り手術専門クリニックです。手掌多汗症に対しては、外用薬や内服薬などの内科的治療からETS手術による外科的治療まで、一貫して対応しています。
手術は、日本外科学会認定の外科専門医である松村院長が担当します。手掌多汗症に対する胸腔鏡下手術について800例以上の経験があり、これまでの知見をもとに、患者さま一人ひとりの症状や状態に応じた治療を行っています。
また、当院では入院を伴わない治療体制を整えており、手術当日に来院し、術後の経過観察を経てその日のうちにご帰宅いただけるため、お仕事や学業への影響を抑えながら治療を受けていただけます。
診療は、土曜・日曜(第1・3・5)・祝日にも行っており、平日にお休みを取りにくい方にも受診いただきやすい体制を整えています。
初診からETS手術・術後診察までの流れ
1. 初診・重症度の評価

初回の診察では、症状がいつから続いているか、発汗の程度、日常生活への支障などについて詳しくお伺いします。
そのうえで、診断基準に基づいて重症度を評価し、患者さまの状態に適した治療方法を検討します。
2. 治療方針の決定

診察の結果をもとに、まず内科的治療から始めるか、ETS手術を検討するかを、患者さまのご希望も踏まえて相談しながら決定します。
手術をご希望の場合には、期待できる効果だけでなく、代償性発汗などのリスクについても十分にご説明します。内容をご理解・ご納得いただいたうえで、手術日を調整します。
3. 手術当日

手術は原則として日帰りで行います。当日にご来院いただき、全身麻酔のもとでETS手術を実施します。
術後は院内で一定時間の経過観察を行い、体調に問題がないことを確認したうえで、その日のうちにご帰宅いただけます。
4. 術後の診察

術後は外来で、傷の状態や手汗の変化、代償性発汗の有無などを確認します。
気になる症状やご不安な点がございましたら、診察時にご相談ください。
ETS手術の費用と保険適用について
当院のETS手術は保険診療の対象です。手術費用は3割負担の方で8万円前後が目安となります。
外用薬や内服薬による内科的治療の場合は、診察料や処方箋料などを含めて1万円前後が目安です。実際の費用は、診療内容や処方される薬などによって異なります。
また、当院での手術には高額療養費制度が適用されます。高額療養費制度とは、同一月(1日から末日まで)の保険診療の自己負担額が上限を超えた場合に、その差額が後日払い戻される制度です。上限額は所得や年齢によって異なりますので、詳しくはご加入の健康保険組合や市区町村の窓口にご確認ください。
費用について不明な点がある場合は、診察の際にもご説明しますので、お気軽にお尋ねください。
山口市から北九州まつむら日帰り外科クリニックへのアクセス
当院は、北九州モノレール「片野駅」から徒歩1分の場所にあります(福岡県北九州市小倉北区東篠崎1-4-13 ツルハドラッグ小倉片野店3階)。
電車でお越しの場合
JR山口駅から山口線で新山口駅まで約25分。新山口駅から山陽新幹線で小倉駅まで約20〜30分です。小倉駅で北九州モノレールに乗り換え、片野駅まで約10分、片野駅からは徒歩1分で到着します。乗り換えを含めて約1時間半が目安です。
お車でお越しの場合
中国自動車道・関門橋を経由して、山口市街から当院まで約1時間〜1時間半が目安です。お車でお越しの際は、ツルハドラッグ内の無料駐車場をご利用いただけます。
なお、全身麻酔による手術当日はご自身での運転はお控えいただく必要があります。手術当日は公共交通機関のご利用、またはご家族の運転による送迎をご検討ください。
よくある質問(FAQ)
Q1. ETS手術を受ければ、手汗は必ず止まりますか?
ETS手術は、手のひらの発汗に対して高い発汗抑制効果が報告されている治療法です。
ただし、効果の程度には個人差があり、すべての方に同じ結果が得られることをお約束できるものではありません。診察の際に、期待できる効果とリスクの両方について詳しくご説明します。
Q2. 代償性発汗はどのくらいの割合で起こりますか?
代償性発汗の発生頻度は、研究や手術方法などによって報告に幅がありますが、ETS手術後には多くの方に何らかの代償性発汗がみられるとされています。
程度には個人差があり、日常生活への影響がほとんどない方もいれば、汗の増加に不便を感じる方もいます。そのため、手術を受ける前に代償性発汗のリスクについて十分に理解しておくことが大切です。
Q3. 山口市から日帰りで手術を受けられますか?
当院ではETSの日帰り手術に対応しており、山口市をはじめ県外からもご来院いただいています。日帰り手術が可能かどうかは、診察や全身状態などを確認したうえで判断します。
また、全身麻酔による手術当日はご自身で車を運転することができません。公共交通機関の利用や、ご家族などによる送迎をご検討ください。
受診予約について
当院の受診予約は、お電話またはWeb予約にて承っております。
手汗・手掌多汗症でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
受診予約
■電話番号
TEL:093-482-2951
※受付時間/診療日 8:30~17:00
※休診日:月曜、木曜、第2、4日曜日(月曜、木曜が祝日の場合は診療)
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