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鼠径ヘルニア

鼠径ヘルニアは予防できる病気?日常生活で意識したいポイント

福岡県北九州市の日帰り手術専門クリニック「北九州まつむら日帰り外科クリニック」です。

当クリニックでは、内視鏡(腹腔鏡)を用いた日帰り手術で鼠径ヘルニアを治療しています。

この記事では、「鼠径ヘルニアの予防と日常生活で意識したいポイント」についてご紹介をします。

鼠径ヘルニアとは

鼠径ヘルニア
鼠径ヘルニア

ヘルニアはラテン語で「飛び出る」という意味があります。鼠径は足の付け根(鼠径部)を指し、鼠径ヘルニアは鼠径部に起こるヘルニアを意味します。鼠径ヘルニアは、お腹の中の小腸や大腸、内臓脂肪などが筋肉の隙間を通って皮膚の下へ飛び出てくる状態を指します。

そのため、足の付け根付近がピンポン玉くらいの大きさで膨らみます。膨らむ際には腹膜(お腹を包む袋)が伸びるので、引っ張られる感じや下腹部に違和感を感じることもあります。基本的な症状は、「立った状態やお腹に力を入れると膨らみ、仰向けになると引っ込み元通りになる」というものです。

鼠径ヘルニアの治療は、外科的に手術を行う以外に方法はありません。手術方法は、従来からある「鼠径部切開法」と内視鏡を使用した「腹腔鏡下手術」の2つがあります。

鼠径ヘルニアは予防できる?

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記事投稿日時点において、医学的に鼠径ヘルニアを予防する方法は確立されていません。そのため、鼠径ヘルニアを予防することは難しいとされています。

ただし、鼠径ヘルニアの発症リスクとして「腹圧がかかる行動」、「肥満」、「喫煙」などが挙げられます。これらの発症リスクを避けることにより、病態の進行や症状の悪化を防ぐことは可能です。

特に「腹圧がかかる行動」は「加齢」とともに鼠径ヘルニアの発症に強く関与します。重いものを持ち上げる、咳やくしゃみ、腹筋運動などのトレーニングは極力控えることが大切です。また、肥満は恒常的に腹圧を高めることになりますので、肥満の解消も重要と言えます。

鼠径ヘルニアの患者さまの中には、「鼠径部の筋肉を筋力トレーニングで強化することで鼠径ヘルニアを防げるのではないか」とお考えになる方もおられます。しかし、鼠径ヘルニアが発症する部位は、筋肉ではなく筋膜です。そのため、筋力トレーニングで鼠径ヘルニアの発症を防ぐのは困難です。

まとめ

待合

現時点では、医学的に鼠径ヘルニアを予防する方法は確立されておらず、鼠径ヘルニアを予防することは難しいとされています。

ただし、鼠径ヘルニアの発症リスクである「腹圧がかかる行動」、「肥満」、「喫煙」などを避けることにより、病態の進行や症状の悪化を防ぐことは可能です。

これらの行動を極力避けることは、鼠径ヘルニアの患者さまが日常生活で意識したいポイントと言えます。

鼠径ヘルニアの治療は北九州まつむら日帰り外科クリニック

内視鏡手術

福岡県北九州市の北九州まつむら日帰り外科クリニックは、鼠径ヘルニアに特化した専門クリニックです。当院では、内視鏡(腹腔鏡)を用いた日帰り手術で鼠径ヘルニアを治療しています。

診療を担当する松村院長は、外科専門医(日本外科学会認定)、消化器外科専門医(日本消化器外科学会認定)に加えて、日本内視鏡外科学会技術認定医(消化器・一般外科 鼠径ヘルニア)を取得しています。
技術と経験に基づく内視鏡日帰り手術による治療を提供致します。

鼠径ヘルニアや鼠径部の症状でお悩みの方は、当院までご相談ください。

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